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Q35 イスラエルでは、女の子も含めて全員に兵役があるの?

【レウットの答え】

その通りです。
法律上、18歳になると男女を問わず、皆が兵役に就く義務があるとのことです。つまり、法律的に就かないと、刑務所に入ることになります。女性が2年間任務するに対して、男性が3年間任務しています。実は2年前までの法律によると、女性の任務期間は1年9ヶ月でしたが、もっと平等にするため、法律を変えて、2年間に延ばすことになりました。

そういえば、もちろん男性と女性は違う役割を果たしていますが、できるだけ男女平等にしています。時間が経つとともに、女性は非常に大事なこともやることになりました。正式には女性の過半数は戦闘的な役割ではなく、戦闘を補佐する役割をしています。しかし、もっと平等的になるために、女性も戦闘的なことをやっても良いと促している組織もあります。それで、戦闘的なことをやっている女性もいます(たいてい本番ではなく、指導教官の役割を果たしています)。更に、イスラエルに限らず海外で爆発や地震といった自然災害などが起こると、崩れたビルの瓦礫の下にいる人を助けるために派遣される特別な部隊があります。この部隊にも女性がいるし、海軍と空軍で任務している女性もいます。

逆に、男性は全員戦闘的なことをやるわけではなく、後方支援の役割も果たしているし、自衛隊みたいに人道主義の活動をやっている人もいます(例えば、自然災害や、軍隊の活動などのせいで家が崩壊したら、復興援助を与えること)。

イスラエル人は皆兵役に就く義務があるといっても、もちろん例外もあります。つまり、兵役に就かなくてもいい人がいるということです。たとえば、結婚している女性と敬虔なユダヤ人は就かなくても良いです(敬虔なユダヤ人の免除について国会でよく議論します。皆のように就くべきだと訴えている人が多いです)。

平和主義の人も就かなくてもいいです。そして、体の不自由な方はもちろん、体質によっては許されます(例えば、痩せ過ぎの人)。更に、ある科学部や医学などを勉強したかったら、兵役に就く前に大学で勉強して、卒業すると兵役に就いても良いこともあります(就くと大学で勉強したことを使って、軍隊の立場を満たします。例えば、医学を勉強すれば、お医者として任務します。その場合、学費は軍隊に払ってもらいますが、任務期間がもっと長くなります)。

免除してもらう人の中には、軍隊の任務の代わりに一年ぐらいボランティア活動をやっている人もいます。過半数は敬虔なユダヤ人の女性です。彼女たちは病院でお医者さんと看護婦さんを手伝ってあげて、患者さんの世話をしたり、自閉症とか、体が不自由な子供達とかの幼稚園や学校などで先生を手伝ってあげて、子供達の面倒を優しくみたり、小学校で子供にユダヤ教の習慣やしきたりも教えてあげたりしています。

兵役に就かなくてもいい人の中で特別なのはアラブ人のことです。民族の部分に書いたように、イスラエルにはユダヤ人ばかりではなく、アラブ人も国民として住んでいます(イスラエルに住んでいるアラブ人とパレスチナ人は違います)。国民として、皆と同じように国に関する義務を持っています。といえども、軍隊は別のことです。なぜかというと、イスラエルに住んでいるアラブ人の中にパレスチナ人が親戚同士であるということが多いです。そうすると、兵役に就いたら、倫理的な問題が起こり得ます。例を挙げれば、パレスチナ人を逮捕する必要があると(テロ事件を防ぐためなど)、国か民族か選ばなければならなくなります。それはとても複雑な条件です。個人として、何に対して忠義を表すのが一番大切かという決定をしないわけにはいかなくなります。そういう事態をあらかじめ防ぐためにアラブ人が兵役に就かなくなりました。

そう言っても、以前に書きましたが、イスラエルに住んでいるアラブ人の中に例外があります:ドルーズ人とベッジュイ人の中に兵役に就く人もいます(そういえば、ドルーズ人は兵役ばかりではなく、警察官とか警備員になる人もいます)。ドルーズ人とベッジュイ人は兵役に就く義務がありませんけれど、有志として就く人がとても多いです。二つのグループがイスラエルとの関係が歴史的にもとても深いですから、兵役によくボランティアとして就いています。





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