「日本経済は堅調な伸びを続けている…」とメディアは報じていますが、庶民にとっては、本格的な値上げの春になりそうです。
ガソリンや鋼材のみならず、料理用油、小麦粉、トイレットペーパーなど庶民の日用品が次々と値上がりはじめています。ものによっては、30%近い値上げを余儀なくされる商品もあるようです。
私の地元はお茶農家がたくさんいますが、燃料や肥料、農薬の高騰に困惑している方がたくさんいらっしゃいます。アベノミクスで新茶の出荷価格が値上げと比例して上がれば良いですが、どうやらお茶の価格は例年並みかそれ以下のようです…。
年金で生活されている方々にとっても値上げは深刻です。アベノミクスで物価が上昇しても、年金受給額は変わらないからです。
政府はアベノミクスによるプラスの部分だけを強調していますが、高い支持率に慢心することなく、生活者対策、とりわけ年金などの社会保険対策をより真剣に取り組むよう訴えていきます。
参議院議員 榛葉賀津也